最近は、毎日大学に通い、論文や研究の打ち合わせに明け暮れております困ったまあ、それが私の本分ですから、仕方ないですがそればかりでもストレス溜まってきます。たまには心を豊かにしないとね。

冬のヨーロッパって寒いし、天気もどんより雨模様だしいいことないびっくりなんてことはありません。外に出れないなら、中で楽しめ笑い汗今日は昨年オーケストラ世界3大オーケストラの一つで、昨年ついにウィーン・フィルを抜いて、見事キラキラ世界No.1キラキラの栄誉(グラモフォン誌)に輝いた(らしい汗)オーケストラ、ロイヤルコンセルトヘボウ(オランダアムステルダムが本拠地)の演奏会に行ってきました音符

曲目は、メイン曲が「春の祭典」という、超難曲(うまいオーケストラでも途中で演奏が止まってしまうことがあるらしい困った)で、ディズニーの「ファンタジア」というアニメ映画にも組み込まれた曲でした。事前にCDを知り合いの先生にお借りして、きっちり予習OK(笑)今日に備えてきました。

また、本日の指揮者ですが、今日はこのオーケストラの正指揮者(マリス・ヤンソンス)ではなく、これまた世界屈指の名指揮者(らしい汗)、ズービン・メタという人でした。

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世界一のオーケストラに世界屈指の指揮者の共演…。こんなの絶対日本じゃ聞けない泣く聞けても絶対こんな格安では聞けませんショック


私もこう見えても、楽器(トランペットと、ピアノを少々)は少しは経験してて、毎年どこかしらの演奏会には行っていました。しかし、クラシックという領域は初体験。最初が本場で聞けるというから贅沢な話ですにっこり

今日の会場は、ロイヤルコンセルトヘボウの本拠地ではなく、ロッテルダムにある会場(ロッテルダムフィルの本拠地)で行われました。

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このシステムはオランダだけ(?)らしいのですが、聴きにきたお客さんには無料でコーヒーと紅茶がふるまわれていました。これは、眠気防止にもなるし、なかなかいい制度だと思いませんかはてな(笑)

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席はほぼ満席でした。老若男女あらゆる人たちが気軽にクラシックを楽しみに来ているなという印象でした。

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雰囲気が写真からでは伝わらないのが本当に残念ですが、生の演奏は本当に鳥肌が立ちました。もちろん、世界No.1というバイアスがかかっていたことは事実でしょうが、それでも特にメイン曲の春の祭典は、私のような勘違いのミーハーが言うのもおかしいですが(笑)、技術力も、表現力もすごすぎます困ったCDで聞いてたものもなかなかでしたが、やっぱり生は演奏の世界観に引き込まれました。

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指揮者が大きく振りかぶって、演奏が終わった瞬間。客席が完全にスタンディングオーベーションでした。そして、あちこちから「Bravo!!」という声援が聞こえてきました。私も本気で拍手でした拍手

ヨーロッパの人たちは本当に充実した休日を過ごしているなあと実感できた一日でした。