今日はドクター論文のファイナルディフェンスつまり博士論文の最終審査聴講会があり、私も参加してみました。分野は同じ土木でしたが専門はまったくの異分野なので、内容まではわかりませんが、めったにない機会なので雰囲気だけでも味わってみようと聴講してきました。

こちらの審査会(修士、博士)の面白いシステムはすべて自分で準備するというところです。審査会の会場予約から、論文の製本、さらには審査会の後のパーティーまですべて自腹だそうです困ったそこまでして、やりないのかはてなと意見が分かれそうなところですが、それだけここで学位をとるということは容易ではない(特に博士は大変らしい)し、本人にとっても人生の中でも喜ばしい一日になるようです。

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さて、会場に入ったのが開始10分前。御覧のようにすごい人です。ここには研究室の日とから大学関係者、そして外部の同じ専門分野(大学、研究所)の人から家族までいるそうです困った

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さて、ここの写真の中央に写っている人が今回の発表者です。彼の今日の服装はモーニングでした。さすがに今までモーニングで発表会してる人はみたことなくてビックリ困った私の修論発表会でモーニングでも着てみようかな(笑)たぶん恥ずかしくてできません困った汗

左に写っている杖を持っている人がこの審査会のタイムキーパー的な役割をする人です。どうやら神聖な人(杖?)みたいで、この人が入場するときは全員起立して待ちます。ものすごい権限で、制限時間の1時間がたつと、地面をコンコンとたたき、説明の途中だろうが容赦なく中断させます泣く

ここの前にいる二人は最後まで意味が分からない役割の人でした。この人たちの役割は発表者が考えた発表案を読みあげる人でした。事前に発表者は発表案をいくつか挙げており、質問者はこの中から質問することもできるようなシステムになっていました。ちなみに質問者(前に座っている方々)は指導教官から、プロモーターや、他大の同分野の先生などさまざまです。そして、さらに意味不明だったのはその質問例です。たとえばこんな感じ…

パワーポイントは、映像のない静止画の映画である


はてなはてなはてなはてながいっぱい付く質問です。もちろん、真面目な内容もありましたが、中にはこうしたユーモア(?)ともとれる質問が混ざっていました。そう、ここの公聴会の最大の特徴はそのユーモアさでした。発表内容は超ハイレベル(日本のドクター論文よりレベルが高いらしい)のに、質問者もユーモアたっぷりの話し方をするし、発表者に至っても、質問者への返答に人を小馬鹿にしてるともとられかねないようなたとえ方をしたり、ユーモアたっぷりの返答をしたりしていました困った汗真面目な日本という国で育った学生にとっては

いつ先生が怒って帰るんじゃないか


って気が気じゃなかったですショック日本でやったら間違いなく再審査でしょうね。いや、永久追放かも(笑)まあ、そのおかげで我々聴衆は飽きることはありませんがにっこり

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いったん審査員は退席して、協議をします。そして再び戻ってきて、無事彼のドクターの学位が認められました。印象的だったのは、祝辞を述べている先生の

「おめでとう、これからは○○ドクターね」


っていう言葉でした。今回のこの体験は絶対日本では体験できない色々な意味で面白い体験だったし、なにより彼の堂々とした発表の姿や、ドクターの称号を得たときの彼の満足げな表情を見て、かっこよくそしてうらやましいと思った瞬間でした。


まあ、なによりもまず私はドクターの前にマスターにならないといけませんし、その前に留学をしっかり実り多いものにしないとね笑い汗日本では研究室のみんなが最後の追い込みで頑張っている様子が伝わってきました。私も負けずにここで頑張ろうと思います力こぶ