今日の内容は、私の専門の話なので、昨日と同じように、興味ない人は写真だけご覧ください(笑)

今日は一日、この学期に受講していたConcrete bridge(コンクリート橋)という授業のまとめに、Excursion(見学会)にいってきました電球ここ見学会の面白いところは、先生が企画お膳立てするのではなく、見学会を学生のボランティア団体が企画している点ですびっくり無数にある工学系の学科、専攻の中でコンクリート系統の学生だけ(主にオランダ人みたい)で構成されたBetondispuut(コンクリートクラブとでも訳すのでしょうか)が、見学会、昼食会、イベント、小旅行、コンクリートカヌー、大きなのになると海外旅行まで企画します困った困った困った(ちなみに来年7月にキラキラ日本旅行キラキラがあるそうです。私の航空券の値段よりはるかに安い悲しい)それもメンバーになる(年間3.5ユーロ…。安すぎる。)とすべて格安なのです。なぜそんなことができるのか…。それはオランダの多くの企業がスポンサーでついてるから。すごいです汗

授業では様々な形の橋の基礎知識を習いましたが、今日行ってきたのは、precast工場つまり橋の部品を事前に造っている工場です。オランダはこのプレキャストの割合が世界的にも非常に高い国の一つ(日本は少ない)です。まあ、そのコンクリートは日本が開発した自己充填コンクリートを使っているのですがね。

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ここは、見学の前にお話を聞いた部屋。つくなりコーヒー出されたり、昼食もここの会社から出していただいたり、至れり尽くせりでした汗1/3くらいがオランダ人学生で2/3は留学生です。

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これは、昨日打設(コンクリートを型に流し込む)したT型ビーム。まだ暖かくてみんな触っていました(今日は天気良かったけど、寒かった…。)にっこりこれで数十メートルあります。

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綺麗なサイロです。どことなくポ○リスエットのロゴに似てるなあと思ったのは、たぶん私だけでしょう(笑)残念ながら、工場内部は撮影禁止だったので、工場の写真はここまでですが、すごかったです。型枠バイブレータもすごかったし、内部のセメントを運ぶ機械が遊園地のアトラクションみたいだったし、何より私の想像以上に梁が長いのにスレンダーでした。かなり工夫されているそうです。

さて、昼食後はこれらが運ばれている現場に行きました。

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こうやってみると、教科書に載ってるものがどうやって実際に使われているかよくわかりますOKやっぱり両方ないとね。しっかしここの柱は面白いデザインです。

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会社の方が説明をしてくださっています。ちなみに、彼がかぶっているウエスタンハットは、実はヘルメットです。昔から、あの古めかしいヘルメットをどうにかオシャレにできないものかと思っていましたが、このアイデアは気に入りました鐘

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下からだけではなく、上からも見ます。ところどころに日本ではみない面白いアイデア(たとえば、梁と梁の間に木の板を使っていたり)も見て取ることができました笑い

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この見学会で、たくさんの留学生(同年代)と知り合うことができました。そうそう、横浜で存在を知ったチェコ人の彼(私の横。研究室の人は分かるでしょうか。)とも仲良くなれたしね音符世界中いろいろなところから学生が来てて、それぞれの国のいろんな話もきけて、すごく楽しい一日でしたウインクこの団体が企画しているイベントをこれからもチェックして面白そうだったらもっと参加したいなと思いました音符
どうでもいいけど、私の顔ってやっぱり童顔ですね悲しいオランダきたら、あご髭生えたり、身長が伸びたり、鼻が高くなったり…ワイルドな男になれると思ってるんだけどな(笑)汗まあ、まだ時間はある力こぶ